『新しい薬剤師像を目指して』 

 4月25日の愛知県病院薬剤師会総会におきまして、会長に選出していただきました。当会は、約1800名の会員からなっており、全国病院薬剤師会の中でも5番目に規模の大きな会となっています。諸先輩方が築き上げてきた歴史と責任の重さと大きさを再認識していますが、力の限り務めさせていただきますので、皆様ご指導とご鞭撻をよろしくお願いします。
 ある雑誌に市民の薬剤師に対するイメージが掲載されていました。
「態度が悪い、真面目だが堅い、暗い、プライドだけは高い」などです。反論もたくさんあるでしょう。私が就職したころの上司に「自分の評価は、自分でするな。評価は第3者がするものだ」と、教えられました。言われた当初は、自分のことを自分で評価して何が悪いのか理解できませんでした。今では、こう理解しています。自分で自分に合格点を出しても、周りはそうは見ないことも多くあります。その時に、何でわかってくれないの?と思うか自分の努力が足らないと思うかです。この考えなら先ほどの雑誌に掲載されていた薬剤師のイメージも反論よりも「もっとがんばんなきゃ」につながります。この考えは、変革期を迎えている薬剤師にとって、新しい薬剤師像を作っていくなかで必要な考え方だと思います。
 私は、スタッフに「フィールドは私が用意します。プレーするのは貴方達です。」という話をします。今、大きな変革期を迎えている薬剤師には、おもいっきりプレーできる新たなフィールドが必要です。このフィールド作りを念頭におき自分の責務をまっとう出来たらと考えます。一人の力は小さなものですが、信念を持ち、志を同じにした多くの力で、大きな結果が生まれます。傍観者、評論家になることなく力を合わせて20年後30年後の明るい薬剤師像を皆さんと一緒に形作っていきたいと思います。

平成21年度会長
愛知県厚生連 安城更生病院薬剤・供給部
                 勝見章男

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